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産業・工作機械の製造などを手掛ける「岩本工業」(白山市五歩市町)は金属加工で切削液を自動で作って工作機械に供給する製品「楽~ラント」の新モデルを開発した。液晶タッチパネルを搭載し、切削液の濃度を簡単に確認できるなど操作性を高め、現行のモデルを含め年販80台を目指す。
新モデルは、これまで従業員が計測器を使って濃度を調整していた作業を、パネルに表示される数値で確認できるようにした。缶内の切削液の残量や累計稼働時間を表示する機能も追加した。
楽~ラントは同社が2014年に開発。原液と水を混ぜ合わせ、液を入れた重さ20キロの缶を運ぶ従業員の手間や負担を大幅に省けるようにした。
1日から販売を開始し、価格は285万円(税抜き)10日に大阪市で新モデルのプレゼンテーションをする。